ひつまぶしは愛知県、名古屋市のひつまぶし鰻伸 | 焼きの余韻と香り立つうな丼

状態を見極めながら、全国の生産地から日々届く身厚で脂の乗った一匹を選び、旨みを引き出す焼きの工程に移ります。時間をかけて火を通す前半で芯まで熱を届け、後半は炭とガスの熱を交えながら一気に焼き上げるひつまぶしの店として、外側に歯ごたえを残しつつ中はとろけるような仕上がりを名古屋市にてお届けしています。香ばしさを際立たせるため、身の表面に焼きの余韻を残す焼き込みも欠かしません。香り立つうな丼を頬張ると、パリッとした皮の下にとろけるような身が広がり、箸を進めるほどに満足感が深まります。

味の要となるタレには、関ヶ原たまりを使い、旨みや香り、余韻のすべてに深みを持たせています。炊き上げたご飯の粒にやさしく絡みながら、主役であるうなぎの風味を損なうことなく全体の調和を高めたひつまぶしとして好評です。特に、特Aランクの山形産つや姫を使った米は、上品な艶とふくらみ、みずみずしい甘みを感じさせ、うなぎ料理との相性も抜群です。女将とのやり取りが自然に交わされる空間で、うな丼を囲む時間が柔らかく流れていきます。料理の背景は、味や空気、人が織りなす心地よさを名古屋市でこだわっています。